持っている徳が多い人ほど、多くの徳を積むことがてきます。
持っている徳の量を計る機器はありませんが、出せる金額で多寡を推し量ることができます。
寄付や募金をするとして、あなたはいくら出せますか。
気前よく出せる金額、痛みの伴わない最大の額は、いくらですか。
そこから、あなたの持っている徳が、多いか少ないかわかります。
どこかで災害が起きた時、100万円寄付できるか、100円しか出せないか。
100円も出せない方は、徳分が尽きかけています。
直ちに、徳積みを始めましょう。
徳は、他者を幸せにすることで積まれます。
そこで、「寄付ができないなら、誰かの手助けをしよう」と出かけても、そう簡単に困っている人には出会えません。
また、徳の乏しい人は信頼されていませんから、知人が助けを求めることもありません。
当然、他者の人生を正しい方に導く「法施」の徳など、積むことは不可能です。
自分自身が、正しい道を歩んでいないから、徳が尽きかけているのです。
人にあげるものが何もなくても、大丈夫です。
何度か取り上げていますが、「無財の七施」という方法があります。
何も持っていなくても、他人に優しい目を向ける、微笑みかける、くらいのことはできるでしょう。
さらに職場で、元氣よく「おはようございます」と、出会う人全てに笑顔で挨拶することもできるでしょう。
挨拶された側は、嫌な思いをすることがないどころか、元氣をもらえるでしょう。
それで徳が積めますし、その人と関わり合う人にも良い影響がいくでしょうから、その徳は大きなものとなります。
徳が積み重なっていけば、金運も良なり、寄付できる額も大きくなります。
さあ、どんどん徳を積んで、自分も家族も周囲も、みんなで幸せになっていきましょう。