明日、彼岸3日目の六度万行は、「忍辱 ( にんにく ) 」です。
あなたは、あなたを侮辱した相手を赦すことができますか。
圧倒的な立場や力の差があれば、歯を食いしばって耐えるしかありません。
力の差がなければ、怒りに任せて殴りかかる可能性があります。
殴らなくても、口喧嘩にはなるでしょう。
また、屈辱を根に持って、復讐を果たす人もいるでしょう。
自分に全く非が無いにもかかわらず、ただ耐え忍ぶのは、辛い修行です。
時代が変わっても、忍辱の修行は必要です。
侮辱されて怒りを爆発させたら、後悔しか残りません。
相手を叩きのめしたり、復讐を果たしても、満足感なんてないでしょう。
それどころか、爆発した怒りのせいで、多くのものを失います。
その様な現実を引き起こさないために、まずは、相手に侮辱させないことです。
実力、能力、頭脳、体力を磨き、オーラの輝きを強く、大きくしましょう。
人は、自分よりも優れた相手を侮辱することはできません。
その代わり、嫉妬されるかもしれませんが。
マウントを取ってくる様な相手の手の届かない、遥か高みに上がるのです。
ということで、明日は自分磨きに精を出しましょう。