明日の修行は忍辱 ( にんにく ) です。
辱めを忍ぶ修行です。
辱められると、最初に立ち上がるのは怒りでしょう。
怒りには破壊的なエネルギーがあります。
そこで、怒りをコントロールできるようになりましょう、ということです。
怒りは、抑えるだけではいけません。
抑えて、抑えて、最終的に大爆発したら、自分と相手の人生を終わらせかねません。
「右の頬を打たれたら、左の頬を差し出しなさい。」といったニュアンスのことが、キリスト教の聖書にあります。
普通の人は、右の頬を打たれたら左ストレートが出てしまうのではありませんか。
少なくとも、私はそうでした。
殴り合って仲良くなるのは、アニメやドラマの世界だけでしょう。
実際は、それで人間関係は終わります。
そのうえ、相手を叩きのめしたら、一生、恨まれることにもなります。
大切なのは、右の頬を打たせないことです。
侮辱された時には、怒りを小出しにしましょう。
演技でも構いません。
本氣で怒らせたら怖いと、周囲の人に刷り込むのです。
今の時代、ただ耐え忍んでいたら、相手はつけ上がりますから。
コロナ騒動以来、日本人の民度は、極端に落ちました。
前頭葉が働いていないので、文章が理解できません。
つまり、言葉が分からないのです。
ですから、軽く、怒りの態度を見せることが肝心なのです。