「徳」は、天に積んだ幸せの貯金みたいなものです。
徳がない限り、幸せにはなりにくいでしょう。
犯罪やあこぎな商売で、お金持ちになることは出来ますし、欲望を満たすことは出来ます。
でも、幸せにはなれません。
徳は、人を救ったり、幸せにしたりすることで積まれます。
その行為が、誰かに称賛されたら「陽徳」、人知れず行ったものを「陰徳」といい、陰徳の方が徳分が大きい。
だから、陰徳をたくさん積めば、幸せになれるということです。
勘違いする人が多いのは、自分を犠牲にして、他人に尽くすこと。
大変貴い行為ですが、そのせいで自分が不幸になったら、まして家族を巻き込んで不幸にしたら、それは「徳」ではなく、「劫」を積むことになります。
世の中で、最も身近な人は、自分です。
自分を幸せにする努力、先ずは、ここから。
だいぶ前に紹介しましたが、四魂を磨くこと。
これが、自分の魂を幸せにすることです。
荒魂、奇魂、幸魂、和魂、の四魂を磨きましょう。
徳積の、第一歩です。