時量師神は、時置師神とも書きます
逃げる時に投げつけた袋から生まれたのが、この神様です。
父親に捨てられたようなもので、生い立ちは可哀相な神様ですね。
古事記には、これ以外の記述はありません。
神道研究家によると、この神様は、時間を司る神様だそうです。
過去を変えることが出来るそうです。
過去の失敗をなかったことにして下さる、とのことです。
現実には、起きてしまった過去は変えられません。
自分の失敗による負い目がなくなる、あるいは減る、といったところでしょうか。
仏教では、降三世明王が、同じ功徳を持っています。
使いこなすと言えば語弊がありますけど、うまく働いてくれたら、便利ですよね。
人生において、後悔というものが無くなりますから。
後悔しなくて済むとなると、何でも思い切って挑戦することが出来ます。
積極的になりますから、多くの神様が応援してくれるようになります。
時が経つほど運が良くなっていくという、素晴らしい人生になることでしょう。
時量師神について、もっと調べてみようと思います。