辛丑 ( かのとうし ) 年が始まりました。
今年は、どのような年になるのでしょうか。
干支から観れば、厳しい年のようです。
まず、辛 ( かのと ) について。
かのとは、金の弟 ( かねのおとうと ) という意味です。
金は冷徹、確実、弟は陰の意味ですから、辛は静かに考える状態です。
また、辛は「つらい」 という読み方も出来ます。
そこで、静かに痛みを伴いながら衰退していく、と読み取れます。
丑は、ひねる、まげる、はじめの意味があります。
芽が種子の固い殻を破って出ていこうとする状態です。
これらから今年は、一つのことが終わり、それに代わる新たな始まりがある年、と読み取れます。
昨年は、コロナ騒動で痛い目にあったのに、今年もまた痛みに耐える必要がありそうです。
それが不幸かどうかは、分かりません。
試練と受け止め、御魂磨きに使いましょう。
覚悟を決めて迎え撃てば、耐え抜けます。
これまでの人生で劫が祓われていたら、不幸にはなりませんし、徳を積んでいたら、素晴らしいスタートの年となるでしょう。
ともあれ、これは干支で観た今年の運ですから、別のもので鑑定すると、変わってきます。
参考にして、活用しましょう。