昨日紹介しました「夏越の祓い」ですが、年末にも同じ神事があります。
「年越しの祓い」ですね。
人形に名前を書く前には、勿論、祈りを捧げてからにしてください。
物品販売でもなければ、サービスの提供を受けるというものでもありませんから。
特に、この時は
「知って犯したる諸々の罪穢れ、知らずに犯したる諸々の罪穢れを、なにとぞ祓い清め給え」と祈るのがミソです。
知らないうちに、他人の恨みを買うようなことをしているかもしれませんし。
身に覚えのある方は、出来事の分だけ、たくさん書いても良いでしょう。
人形は、他人の分もしてあげることが出来ます。
家族や友人の分もしてあげると、相手の潜在意識がキャッチして、サービスが良くなるかもしれませんね。
少なくとも、相手の守護霊は喜んでくれますよ。
徳を積むことにもなります。
他人の分には、息を吹きかけません。
さて、この神事に合わせて、神社によっては「茅の輪」を設置してあります。
これを、八の字を書くようにくぐります。
まず一礼してくぐり、左へ廻って元の位置に戻ります。
また一礼してくぐり、右へ廻って元の位置へ。
さらに一礼してくぐり、左へ廻って元の位置へ。
最後に一礼してくぐり、拝殿 ( 正殿・本殿 ) にお参りします。
「祓い給え清め給え、守り給え幸はえ給え」と、唱えながらくぐります。
口に出しても、心の中でもかまいません。
茅の輪くぐりは、夏越の祓いだけのものですから、是非、どうぞ。
罪・穢れを祓っていただくと、御神徳が受け取りやすくなります。
開運へのステップです。