新月や満月への祈りは、過去完了形でという話をしてきました。
「~になりますように」、「~が手に入りますように」 ではなく、「~になりました」、「~が手に入りました」という形です。
ちなみに、過去形と過去完了形は、日本語ではあまり形は変わりません。
むしろ同じ形の場合が、多いですね。
ただ、過去形とは、過去のある時点でそうだったというだけのことです。
幸せは、継続してこそのものです。
思い出が残るだけでは、幸せとは言えません。
過去完了形は、過去のある時点で願いが実現し、その状態が今まで続いているということです。
ややこしくなってきましたので、話を戻しましょう。
新月や満月への祈りは、潜在意識の活用です。
潜在意識には、「既に理想の状態になっているのだ」 と伝えなければなりません。
「~が欲しい」 という気持ちが潜在意識に入ると、「~が欲しい」 という状態が、ずっと続くことになります。
これでは、願いが叶っていないのと同じですよね。
ですから、「~を持っている」 と、潜在意識に伝えなければなりません。
過去の時点で手に入れて、今もここにあるのだ、という意識です。
「理想の人と結婚できますように」 ではなく、「理想の人と結婚できました」 と、祈ります。
過去のある時点で結婚し、結婚生活が今も続いていて幸せだ、という意識です。
神社で、この祈り方をする人がいます。
神様は何もしていないのに、「理想の人と結婚できました。ありがとうございました。」 と感謝されたら、動かざるを得ません。
計算無しで、祈りに真剣さ・真心が籠もっていたら、いい人を連れてきて下さるでしょう。
同時に、潜在意識に入っていれば、願いの実現する確率は高くなります。
いろいろな願い事に、応用して下さい。
なんでも、試してみる人が、幸せを掴めるのです。