明日から、春のお彼岸が始まります。
後半には三連休もあり、実家の墓参りを計画されている方も多いでしょう。
ただ、新型コロナウイルスの感染があるので、公共交通機関での移動は、憚られるかも知れません。
それはともかくとして、お彼岸は、六波羅蜜 ( 六度万行 ) の修行を確かめる期間でもあります。
秋にも説明しましたが、復習しておきましょう。
六波羅蜜とは、仏教における仏の境涯に至るための修行です。
布施、持戒、忍辱、精進、禅定、知慧の六つからなります。
本来、六つとも毎日するものですが、在家の身である私達には、なかなか難しい。
でも、心に留めておいて、少しずつでも実践すべきものなのです。
年2回、彼岸の時期に、中日を挟む前後六日間に一つずつ当てはめて、修行しましょう。
修行というと重い感じがしますが、できるように努力しましょう、ということです。
明日、彼岸初日は、「布施」 の修行です。
これは、他人に施す修行です。
分かりやすいのは、募金や寄付ですね。
コンビニのレジ横にある募金箱に釣り銭を入れるのは、布施行です。
布施は、お金に限らず、食べ物でも、衣類でも、その人に不足しているものを施します。
持ち物がなければ、身体で奉仕することができます。
これを体施といいます。
ボランティア活動は、これに当たります。
労力を与えているのです。
また、人に対して人生の正しい道を説き示すことも布施です。
これを法施といいます。
自分の持っている知識を、分け与えているのです。
このように、人の幸せのために何かを与える修行が布施です。
「無財の七施」 なら、何も持っていなくてもできますね。
一切の見返りを期待することなく、与えられるようになりましょう。
もう一つ。
スピリチュアルの分野では、明日からスターゲートが開きます。
「星の扉」 って、何 ?
スピリチュアルですから、理屈や理論を考えず、そのまま受け取りましょう。
「そうか、スターゲートが開くのか、何か良いことありそうだ。」 と、軽く受けましょう。
スピリチュアルなエネルギーが降り注ぎ、私達や周囲が良い方に変化していくと、考えます。
開いている期間は、彼岸と同じです。
この期間は、慎み深く過ごすと良いそうです。
また、水分を多めに摂って、たっぷり寝ることが勧められています。
エポケーして、開運につなげましょう。