「思ったことが実現する」 を言い換えると、「脳が現実を作りだしている」 となります。
周囲の出来事は、全て自分の脳が作りだしたことだ。
誰かに悪口を言われてとして、それは、自分が言わせているのだ。
このような考え方です。
これが正しければ、環境を変えることは、そう難しいことではない気がしてきます。
脳は、現実と妄想の区別が付きません。
また、主語も解しません。
自分が望む状態を常に妄想していれば、環境が変わっていく可能性があります。
妄想とは、理想とする人物や人格になりきることです。
なりきってしまえば、自身の言動が変わります。
言動は周囲に働きかけるものですから、当然、影響を及ぼします。
しかも、理想とする方に。
成功している人は、1日に何度も妄想しています。
そして、毎日、妄想しています。
「妄想」 という言葉に抵抗があるなら、「理想の状態を、ありありと思い描いている。」 と言い換えても良いでしょう。
なかなか成功できない人は、「妄想しなさい。」 と言われて実行しても、一度きりです。
日に何度も妄想することは、ありません。
だから、いつまで経っても成功しません。
成功する人は、その状態になることを心から望んでいますから、妄想が楽しいのです。
楽しいから、やめられません。
妄想中毒です。
中毒にならないような妄想は、真に望んでいることではありません。
「気がつけば、そのことばかり考えていた」 でないのならば、本当に望んでいるものではないと言えます。
努力しないで自然に湧き上がってくるのが、本物です。
人から良く思われたい為、馬鹿にした人を見返してやる為、親や周囲の期待に応える為などから来る望みは、真の望みではありません。
これらから発生する願望は、叶ってしまうと、どこかで歪みが起こります。
注意して下さい。