明日1日を指す場合と、雨水までの2週間を指す場合があります。
ほとんどの人は、明日1日だけと思っているでしょう。
七十二候は、
初候・・・東風解凍 ( はるかぜ こおりを とく ) : 東風が厚い氷を溶かし始める
次候・・・黄鶯睍睆 ( うぐいす なく ) : 鶯が山里で鳴き始める。
末候・・・魚上氷 ( うお こおりを のぼる ) : 割れた氷の間から魚が飛び出る。
「立春」、いい言葉です。
まだまだ寒い日が続きますが、春が始まると思うと、ウキウキしてきませんか。
立春は、かつては一年の始まりでした。
節目の行事は、全て立春を起点として定められています。
ということで、明日は「天界のお正月」、「神界のお正月」と言えるでしょう。
例によって、お祝いしましょう。
土用も明けたことですし、リスタートの良い機会です。
さて、今年は壬寅 ( みずのえ とら ) 年です。
壬はも水の兄という意味です。
今年は、水に関する災害に注意しましょう。
といっても、日本列島は災害列島ですから、地震、火山の噴火、風水害は、いつでもどこでも起こり得ます。
できる範囲で、物質的、精神的備えをしておきましょう。
また、二月は、壬寅の年の壬寅の月です。
先月に引き続いて年と月の干支が一致します。
この様な時は災害が起こりやすいと言われていますから、一層注意してください。
今年は、気学でいう五黄中宮の年です。
従って、五黄殺と暗剣殺がありません。
凶方位が減りますから、旅行しやすい年といえます。
歳破は南西です。
これは二黒土星の人には本命殺、八白土星の人には本命的殺と重なり、二倍凶になりますから、引っ越しや、長距離、長期の移動は避けた方が無難です。
どうしても凶方位を取らざるを得ない方は、神社で方位除け祈願をしてください。
大難が小難に、小難が無難になるよう、お願いしましょう。
もう一つ。
ぜひ、恵方にある神社や寺に、お参りしてください。
今年の恵方は「壬」です。
これは、北北西の北寄りです。
正確には、真北から西に7.5〜22.5度の範囲ということになります。
恵方参りは、いつ行っても良いのですが、立春、春分、夏至、秋分、冬至にお参りすると、特に良いとされています。
時間が取れる方は、お参りしてください。
事情があって私は、今日二月三日に恵方参りをしました。