大阪府堺市にあります、和泉国一宮「大鳥神社」を紹介しましょう。
御祭神は
大鳥連祖神 ( おおとりのむらじのおやがみ )
創建は823年。
ここは日本武尊が亡くなったあと、白鳥の姿となって飛び立ち、最後に降り立った場所です。
大鳥 ( おおとり ) は、「大取り」と解釈できますから、商売繁盛に御利益があるとされています。
大いなる御神徳のお陰かどうかわかりませんが、堺市は、かつて日本一の商業都市でした。
境内に入ると、大きな「根上がりの大楠」が目に飛び込んできます。
樹根が隆起していて、畏怖を感じます。
根上がりは「値上がり」に通じますから、こちらもまた、商売繁盛に結びつきます。
ここ30年、日本では値下げ競争が激しく、体力のない中小企業は衰退していきました。
現在は、円安と輸入先のインフレなどで、給料が上がらないのに物価が上がっている状態です。
下請けの中小企業は、原材料が高騰していて、商品の値上げをしないと潰れてしまうのですが、様々な要因で、それができません。
値上げできなくて苦しんでいる商売人の方は、是非、ここにお参りしてください。
零細企業、個人企業ほど、値上げ一択ですから。
正々堂々と値上げができるよう、神様に後押ししていただきましょう。