神社参拝の時でも、新月の祈りの時でも、箇条書きのような祈りをしていると、願いは叶いません。
事柄だけ祈っても、ダメだということです。
神社参拝の時は、神様にお願いする形ですから、
「〇〇が、うまくいきますように。」
「〇〇が、手に入りますように。」
と、願い事を伝えて、「頑張りますから、お力添えをください。」や「お導きください。」と、祈るのが一般的でしょう。
また、新月や満月の祈りのように潜在意識の活用の時は、願望が成就しているところをイメージします。
それを書き出す時、
「〇〇になった。」
「〇〇に成功した。」
と、完了形で書き出します。
両方とも、これだけでは不十分です。
願望を実現したいなら、願望が叶った時の感情を感じる必要があります。
これまで、「妄想に、どっぷり浸ってください。」とか、「願望が実現している状態を、イメージの中で体感してください。」と、書いてきました。
願いが叶った時の喜びや幸福感を、感じる必要があるからです。
言語は左脳が、感情は右脳が司っています。
右脳の能力は、左脳の数千倍とも数万倍とも言われています。
現代人は左脳優位だそうですから、なかなか、願望が叶わないのでしょう。
それで、願望実現を目当てに、占いやスピリチュアルに縋るのです。
右脳を使いましょう。
願望が実現した妄想に浸り、喜びを全身で味わってください。
ジョセフ・マーフィー博士が言う「潜在意識に願望が入れば、ブルっと寒氣がします。」というのは、その時に感じます。
あなたは、現実と区別がつかなくなるほど、妄想に浸ったことはありますか。
映像をイメージするだけでなく、音、匂い、皮膚感覚、事柄によっては味も想像して感じてください。
第三者的立場から様子を見るのではなく、その場にいて、主観的に感じるのです。
何が見え、何が聞こえ、どんな匂いがし、暖かいのか涼しいのかなど、願望が実現している状態の時の自分を、味わい尽くします。
そこに、別の人が登場しても構いません。
ハリウッドスターでも、メジャーリーガーでも、世界的アーチストでも、ノーベル賞学者でも、遠慮は要りません。
妄想なんですから。
最大の幸福、喜び、感動を味わってください。
そして、願望を実現して、現実でも喜びを味わいましょう。