お彼岸ですので、仏壇について、もう少し書きましょう。
仏壇は、一家系に一つと決まっているわけではありません。
二男、三男が分家して、「我が家には仏壇が無い」という家が、たくさんあります。
信仰心が篤く、御先祖さんへの感謝があるなら、仏壇を備えてもかまいません。
真言宗などでは位牌がありますから、複数、作って良いのか迷うところです。
大きなお寺では、必ずといって良いほど祀られています。
位牌については、お寺さんによって考え方が違うようなので、相談してみて下さい。
お経を上げてもらうお坊さんに逆らってまで、我を通すことは避けましょう。
「先祖代々の霊位」の位牌は、あった方が良いです。
ドラマでは、写真を仏壇の中に入れてありますね。
あれは、劇の演出です。
写真立てを仏壇の中に入れてはいけません。
また、設置場所にも注意しましょう。
鬼門、裏鬼門、正中線上に置いてはいけません。
出来るだけ東から南向きにしましょう。
太陽が元気な方向です。
家庭内のゴタゴタや、子供の不登校などは、先祖供養をきちっとすることで、うまくいくこともあるようです。