困ったときだけじゃない神頼み

神社参拝だけでなく、スピリチュアルな分野も使って開運する方法を紹介しています。

回向寺と祈祷寺

お彼岸はあけましたが、お寺についてもう少し書きましょう。
 
寺には、2種類あります。
 
先祖供養のための、回向寺 ( えこうでら )
 
利益祈願のための、祈禱寺 ( きとうでら )、(「祈願寺御願寺」とも)
 
祈禱寺は、戦国時代から武将達が、戦勝祈願や一族繁栄のために建てたり、保護してきたものです。
 
徳川家では、回向寺は増上寺、祈禱寺は浅草寺でした。
 
さて、言宗や天台宗では、護摩壇で護摩木を焚いて祈禱します。
 
テレビなどで御覧になったこともあるかと思いますが、護摩木に願い事を書いて、天上にいる仏様に届けるのですね。
 
昨日説明した、天部を祀る寺は、祈禱寺です。
 
護摩木の受付もしているでしょう。
 
お寺で願い事をするなら、回向寺ではなく祈禱寺の方が、ベターですね。
 
祈禱寺は、お葬式を出しませんし、お墓もありませんので、それで見分けがつきます。
 
回向寺にも、観音様や阿弥陀様が祀られていますから、それなりに願い事は聞いていただけるでしょう。
 
でも、本格的に御祈願したいのなら、祈禱寺です。