神社であろうが、寺であろうが、お墓であろうが、手を合わせたら願い事をするという人が、たくさんいるようです。
神社や寺で願い事をするのは、まあ、普通です。
神社の神様も、寺に祀られている仏様も、人間を超えた存在です。
祈願している人の未来まで見通して、願いを叶えるのに力を貸すかどうかを決めるでしょう。
ところが、御先祖様は人間です。
守護霊は修行を積んで高い霊格を備えていますが、そうでない御先祖様は、未来まで見通せません。
ただ、子孫が可愛いだけです。
普通の御先祖様には、守護霊ほどの力はありません。
むしろ、自分が救われたいために、子孫に取り憑いていると言う方が相応しい御先祖もいます。
本来なら、あの世で修行しているはずなのに、子孫が無闇に願い事をするものだから、取り憑いてしまうのです。
お墓や仏壇では、感謝の祈りをメインにしてください。
それにプラスして、人生における誓いを宣言するのも良いでしょう。
喜んだ御先祖様は、霊界のネットワークを通じて、良き人を連れてきてくれるかもしれません。