「天地 ( あめつち ) も うごかすばかり 言の葉の まことの道を きはめてしがな」
明治天皇は、たくさん和歌を残されています。
私が最も好きな歌が、これです。
誠の道を極め、神の御心に適う生き方をしていれば、神様は願いを聞き入れてくれるのですね。
日本の天皇は、「祭祀王」ですから、祈ることが主な「仕事」です。
これは、今上陛下も変わりません。
常に、神に祈っている天皇ですら、「まだまだ、足りない」と、この歌を詠まれたのです。
「きはめてしがな」は、極めたいものだなあという、希望を表しています。
私など、足元にも及びません。
それでも、いつかは「願えばすぐに叶う」ようになりたいですから。
日々、精進努力です。
寒くなってきましたから、気持ちも引き締まってきますね。
熱く、頑張っていきましょう。