寒い時期こそ、神社参りに最適です。
風が冷たく吹いている日などは、手を合わせたまま身体が固まります。
心の底から、「神様~」、と振り絞るような祈りが出てきます。
気持ちは、神様にしか向きません。
必死の祈りですから、神様に通じますよ。
この季節に二十一日祈願なんかやったら、神様も感動してくださいます。
吹雪の日に、お百度を踏むなんてのは、正に命懸けの祈りです。
神様としては、何らかの答えを出さざるを得ません。
この様な参拝は、自分を追い込むと同時に、神様を追い込みます。
これは、伊勢神宮も同じですね。
十二月、一月、二月の寒い時期に参拝すると、空気が澄んでいますし、観光客も少ないです。
「いい、お参りが出来た」、と思えます。
正五九と言って、伊勢神宮には正月、五月、九月にお参りするのが良いとされていますが、暖かい時期の参拝は、冬に比べるといまいちです。
特別な願い事のある方は、辛い環境の時に参拝しましょう。
困難を乗り越えてやってきた、ということが、プラスに働きます。