灌仏会とは、ゴータマ・シッダールタ、すなわちお釈迦様の誕生日を祝う会です。
釈迦如来像に甘茶をかけてお祝いします。
釈迦如来とは、ゴータマ・シッダールタの仏としての姿です。
ネットで検索すると、釈迦如来像が沢山出てきますね。
多くは、右手を挙げ、左手を下げています。
そして、掌を衆生に向けています。
右手は、施無畏印 ( せむいいん ) といって、私たちの畏れを取り除いて下さるという意味があり、
左手は、与願印 ( よがんいん ) といって、臨むものを何でも与えてあげましょうという意味があります。
観音様のように、何でも聞いて頂けます。
真言は、「ノウマク サマンダ ボダナン バク」
しかし、菩薩の方が衆生に近いので、現世利益は菩薩の方が出やすいようですね。
だから日本人は、観音様、すなわち観世音菩薩が好きなのです。