世の中の成功者が全員、何らかの開運法を実践していたとは限りません。
経営者は孤独ですから、神仏を崇拝している方が多いのは事実ですが。
成功している人は、総じて読書家です。
例外は、あるでしょうけど。
殆どの成功者は、たくさんの本を読んでいます。
それも、生き方、考え方の工夫、のような、ただちに結果に結びつかない本を、多読しています。
小説も、ジャンルを選ばず、沢山読んでいます。
小説は、疑似体験ですから、人間の幅を広げ、器を大きくし、人情の機微を理解するのに役立ちます。
読んでいる本人は、そんな効果よりも、純粋に小説を楽しんでいるのでしょうけれど。
成功するため、成功し続けるために役に立つのが、中国の古典です。
中国の古典は全て、上に立つ者のために書かれた書物です。
日本と違い、古代中国で文字が読めたのは、王侯貴族だけでしたから。
中国の古典すら読まないでいて、成功するわけがない、と断言しても良いくらいです。
「易経」 を単に占いの道具として使うだけでなく、是非、じっくり読んで学んで頂きたく思います。
大勢の人を観察してきて、だいたいの感じですけど、年間に、最低100冊は読まないと、開運しても続きません。
読書しない人は、開運しても花火を一発上げてお終い、て感じです。
たまに、雑誌やネットで、成功者が本を推薦したりしています。
そういうのを見つけたら、読むと良いですね。
全てが良書とは限りませんが、屑みたいなのを読むことで、良書が分かるようになります。
私はいつも、在庫というか、未読書を沢山、目に見えるところに積んでおいて、自分にプレッシャーを掛けています。
読まざるを得ない状況に、追い込むといいですよ。
読んだ後、気に入った本は本棚に収納して繰り返し見られるように、そうでない本は段ボール箱に詰めて押し入れに。
捨てません。
将来、「豪邸を建てて、図書室を作るのだ」 というモチベーションの材料にしています。
沢山、読書しましょう。
教養あっての、開運ですから。