願望を持たない人は、もしかしたらいるかもしれませんが、私は会ったことがありません。
大なり小なり、誰しも願い事を持っています。
次々に願いを叶えている人は、叶えられない人と何が違うのでしょうか。
違いのうちの一つは、願望の裏にあるものです。
例えば、「お金が欲しい。」 という願いの裏には、「お金が無い。」 という意識があります。
「恋人が欲しい。」 との願う人は、「恋人がいない。」 と意識しています。
そして、このように願う人は、叶いません。
欠乏感から来る願望は、叶うことがないのです。
潜在意識には否定的なことの方が入りやすく、その結果、否定的なことを実現させるからです。
お金が欲しいのに、お金が欲しいと願うと、お金は入ってこない。
理不尽な話です。
そこで潜在意識を活用する時は、すでに実現したことの宣言の形で、アプローチします。
「私は、お金持ちだ。」 の裏には、「お金がある。」 という意識が存在します。
それが潜在意識に入って、やがて、現実になるのです。
神様に御祈願する時も、「○○を頂きました。ありがとうございました。」 と感謝する方法があります。
感謝されたら、神様も動かざるを得ません。
神様を追い込む、「感謝の先取り」 という祈願です。
駆け引きしているようで、気が引けると感じる人もいるでしょう。
そういう人は、普通に願い事を祈ってかまいません。
最期に、結果は全て神様にお任せしますという気持ちを込めて、「かむながらたまちはえませ」 と、三回ほど唱えます。
その後は、執着しません。
願ったことを忘れることは出来ませんから、他のことに集中しましょう。
仕事でも、何でもいいですから、何かに没頭して過ごします。
願いが叶っても叶わなくても、神様の御心のまにまに、です。
自分に合った方法を、試してみて下さい。