自己嫌悪とは言いますが、自己愛好って、聞きませんね。
自分を嫌う人は沢山いるけれど、自分が好きだという人は、少ないのです。
「自分大好き」 なんて言うと、子供っぽいとか、馬鹿扱いされるのが、日本です。
環境のせいか、日本民族が辿ってきた歴史や文化によるものか、分かりませんが。
「私は、自分が好きです」 と、言えないですよね。
他人に言わなくてもかまいませんが。
開運のためには、自分のことを好きになる必要があります。
思い通りの人生、誰のものでもない自分自身の人生を歩むためには、絶対に自分を好きにならなくてはいけません。
そのために、まず、自分を分析します。
感情を交えず、理性だけで分析します。
紙に書き出すとよいでしょう。
自分が気に入らないと思っている部分、欠点だと思っている部分を書き出します。
それら全部、自分なのだと納得します。
それらの部分は、必要があって自分に具わっているのですから、見ないふりをしても消えません。
次に、何のためにそれらの欠点が自分にあるのかを、考えます。
正解は、分からないでしょう。
それで良いのです。
何のために自分はそうなのかと、目的をハッキリさせてあげるのです。
役割があるのですよ、誰にでも。
どうしても答えが出せない人は、神様や守護霊様に聞いて下さい。
きっと、答えが返ってきます。
この辺りまで来ると、自己嫌悪はかなり薄らいでいるでしょう。
誰しもが、つまらない人間じゃあ、ないのです。
さあ、魂が喜ぶことをしてあげましょう。
美味しいものを食べたり、美しい風景を見たり、心から喜べることしましょう。