自分の人生は、自分のためのものです。
他人のために捧げるものではありません。
周囲の人の役に立ちたいという気持ちは、尊いものです。
しかし、それが人生の目的であってはいけません。
役に立っていなければ失格だ、ということになってしまいます。
ボランティア活動や、地域の役職をかって出るのは、良いですよ。
それが人生の目的、今世の使命だと思わない限りは。
大切な人を喜ばせたいと、誰もが思うでしょう。
そのためにプレゼントをしたり、用事を手伝ってあげたりするのは、良いことですし、当然のことでしょう。
しかし、それが人生の目的、今世の使命だと考えてはいけません。
何かをしてあげても相手が喜ばなかったら、使命を果たせなかったのですか。
人生の失敗ですか。
ということです。
人生の目的や使命は、自分の欠けている部分にあるといわれています。
耐え難い欠点であるなら、それを克服したり改善したりするために、懸命に学び、創意工夫をするでしょう。
これは、御魂磨きです。
そうして得たものは、同じ悩みで苦しんでいる人に提供することが出来ます。
それで、大勢の人が救われるでしょう。
大きな徳を積むことが出来ます。
御魂を磨き、徳を積むという2つのことが、達成できるわけです。
この結果、自分も他人も幸せになれるのです。
最初から他人のために、自分の貴重な時間を費やしてはいけません。
でも、本当に苦しんでいて、しかも緊急を要するなら、助けてあげて下さい。
しかし、殆どの場合、面倒だから仕事や用事を押しつけるパターンです。
見極めて下さい。
自分の人生は、自分のためのものです。
長生きしても100年ほどの短い時間しかありません。
浪費する時間なんて、ありません。