わざわざ神社に出向いて人形を書くのですから、より多くの罪穢れを祓ってもらいたいものですね。
人形は神様からのご褒美みたいなものですから、頑張ってきた人には、ご褒美もたくさんいただけます。
つまり、たくさん徳を積み、御魂を磨いたきた人ほど、祓っていただける分量が多いといえます。
この半年を振り返って、いかがですか。
徳を積みましたか。
御魂を磨きましたか。
今からでも遅くはありません。
月末の大祓神事まで、ラストスパートを掛けましよう。
しかし、いざ、徳を積もうとしても、なかなか機会がないものです。
持っている徳分が少ないほど、徳を積みにくいという法則があります。
徳分をたくさん持っている人は、恵まれていますから、その気になれば、施すことができます。
持っていない人は、自分が生活するだけで目一杯ですから、他人に施すことが難しいわけです。
しかし、そういう人ほど、徳を積む必要があります。
無理をしてでも徳を積まないと、残り僅かな徳分を消費してしまったら、悲惨な末路しかありません。
お釈迦様が托鉢に行くときは、富裕層のところではなく、貧しい人々のところに行きました。
その人達は、徳が無い故に貧しい暮らしをしているのですから、お釈迦様は彼らに、無理やり徳を積ませてやったわけです。
現在、コロナ騒動で、収入が減っている方も多いでしょう。
そんな時こそ、無理をして募金しましょう。
コンビニで五円や十円の募金もできないという方は、「無財の七施」を実践しましょう。
これは、できない訳がありません。
頑張って徳を積み、夏越しの大祓人形を、負のスパイラルから脱出する切っ掛けにしてください。