年越しの大祓神事まで、残すところ3週間ほどになりました。
万難を排して人形 ( ひとがた ) を書き、この半年間の罪穢れを祓っていただきましょう。
今回初めてという方は、過去に遡って祓っていただけます。
どれだけ祓っていただけるかは、持つている徳分の量や、御魂磨きの日々を神様が判断されて決まります。
今の時期、社務所や社務所付近に、「人形コーナー」が設けられています。
ボールペンやサインペンも用意されていて、誰でも気軽に書くことができます。
収める御玉串は御随意ですから、真心がこもる額を差し出しましょう。
少なすぎると、「もう少し出しておけばよかった」と後悔します。
多すぎると、「出し過ぎた」と後悔します。
財布と相談して、ちょっと痛いくらいの額が、一番真心がこもります。
具体的にいえば、10円や20円では侮りますし、10000円も出したら「取られた」、「損した」と思ってしまいます。
人によりますが。
さて、参拝者を観察しているとわかりますが、人形を書く人は少数です。
ほとんどの人は、素通りしていきます。
神社側も積極的に宣伝していませんから、知らない人が多いのでしょう。
あなたの大切な人には、是非、教えてあげてください。
この時期だけの、神社参拝における作法の一つとして教えてあげるといいでしょう。
それでその人が人形を書き、罪汚れが祓われて開運したら、あなたには徳が積まれます。
また、大切な人の代わりに人形を書いてあげる、いわゆる代理祈願もできます。
代理祈願の場合も、神前できちんとお祈りしてから書きましょう。
他人の幸せに貢献することになるので、この場合も、徳分が積まれます。