神社参拝では願い事をしますが、それだけではいけません。
神前では、自己紹介を交えた挨拶の後、感謝の祈りから入ります。
あなたは、自分の意思と労力で、神社に来たのかも知れません。
でも、無事に来られたのは、神様の御守護の御陰ですと、感謝しましょう。
実際、そうなのですから。
参拝が許されなければ、神社に行こうとした時に急用ができたり、事故に遭ったりして、参拝できません。
参拝できたこと以外にも、感謝すべき事はたくさんあります。
神前では、思いつく限りのことを、徹底的に感謝しましょう。
そうしているうちに、「自分は、なんて幸せなんだ、恵まれているんだ、ラッキーだ」 と、思えてきます。
祈っている間に、嬉しくなってくるのです。
神様としては、「そこまで喜んでくれるのなら、何でも言いなさい、叶えてあげましょう。」 と、なるわけですよ。
これで、願いが叶う可能性が、高まりました。
さらに、その実現に向けての努力を誓います。
これは、雛が卵から孵る時に喩えられます。
雛は、内側から殻を破るべく突きます。
親鳥は、外から突いて、それを助けます。
雛の努力だけでも、親鳥の助けだけでも、孵ることは出来ません。
願い事を実現させる時、人と神様の関係は、これと同じです。
誓った努力は、必ず実行しましょう。