今日の日付を西暦で表わすと、2002/02/02。
0と2だけですね。
年号で表わすと、令和2年2月2日。
こちらは、2だけです。
特別な日なのですよ、きっと。
今日生まれた人は、誕生日を人に覚えてもらいやすく、ラッキーです。
閑話休題。
明日は節分です。
節分は年に4回ありますが、一般に「節分」 というと、立春の前日を指します。
各地の神社や寺で、豆まきが行われます。
「鬼は外、福は内」
前にも書きましたが、鬼は外、であるべきなのです。
左翼的な思想から、頭の良いインテリが差別はダメだとか、みんな平等とか言いだして、「鬼は内」、「鬼も内」 と言うところがあります。
インテリ左翼は、良い子ぶりたいのです。
鬼にも慈悲を与えるのだとして、そう言うところもあります。
でも「鬼」 は、鬼という生物ではありません。
当然、鬼という名の人間でもありません。
昔の人は、幼い子供が亡くなるのは、鬼が連れ去ったからだと信じていました。
早死にや病気だけでなく、不運、不幸をもたらすのが、鬼だとされていたのです。
「鬼も内」 と言うのは、「不幸も歓迎します」 と宣言しているようなものです。
不幸になって、嬉しいですか。
「今日も不幸だ、辛いから御魂が磨かれるし、劫が晴れる。嬉しいね。」 と、心から思える人は、いるのでしょうか。
思える人は、鬼は内でも良いでしょう。
豆まきは、インテリが言う平等思想とは関係ありませんよ。
見栄を張らず、「鬼は外、福は内」 と言って、豆まきしましょう。
不幸の元を追い払って、幸福を呼び込んでください。
ところで、改心した鬼を祀っているところが、ありますね。
鬼子母神などです。
そういうところでは、「鬼は外」 と言うわけにはいきません。
それで、「福は内」 だけにしたり、「福は内、鬼は内、悪魔外」 と言ったりしています。
愉快です。
さて、地方によっては、玄関や勝手口などに、柊に刺した鰯の頭を飾り付けます。
これは、魔除けです。
効果があると信じて、飾りましょう。
なお、明日まで己亥年です。
気学や占いを用いるときには、お気を付け下さい。