願い事なんて無い、という人はいないでしょう。
お金が欲しい、恋人・配偶者が欲しい・別れたい、健康になりたい、転職したい、もっと大きな家に住みたい、・・・。
なぜ願うのか。
それを、持っていないから。
今、その状態ではないから。
それが向上心につながり、努力して能力アップなどができれば、それはそれでOKですね。
さて、願い事をする時、潜在意識は欠乏感を感じています。
欠乏しているから欲するわけです。
欲しい、欲しいと思う裏には、無い、無いと感じているのです。
そこで潜在意識は、欠乏を実現してしまうのです。
神社で祈っても、ちっとも叶わない人は、この罠に捕まっています。
「神様、金運が良くなりますように。」 → 「お金が無い」
「神様、恋人が出来ますように。」 → 「独りは寂しい」
のように、願えば願うほど、現在の欠乏状態が固定してしまいます。
これを解決する方法の1つは、昨日紹介したような、潜在意識の活用です。
願望がすでに実現していると五感で感じられるくらい、妄想できれば実現します。
もう一つの方法は、願望を手放すことです。
とはいえ、お金が無いのに「お金はいらない」 とは、思えませんね。
恋人がいないのに、「恋人なんて要らないよ」 とも、言えません。
手放す方法の1つとして、何かに集中・没頭することをお勧めします。
あれが欲しい、これが欲しいと考える暇もないほど、没頭出来るものを探して下さい。
それがネトゲー ( オンラインゲーム ) でも、良いでしょう。
かつて、「テレビゲームを続けていると、ゲーム脳になってしまう」 と、非難されたことがありました。
今では、ネトゲーを極めてプロのゲーマーになり、億の年収を稼ぐ人が何人もいます。
それはともかくとして、今の仕事が好きで、それに集中・没頭出来る、というのが理想です。
不思議なことに、その状態でいれば、いつの間にか願い事が実現しています。
何かに没頭している時、願いを捨てているわけではありません。
願い事は願い事として、心の片隅に存在しています。
そこに意識が向かないので、欠乏感がありません。
願い事だけが、潜在意識に入ります。
そして潜在意識の邪魔が、消えていきます。
願い事が実現しない人は、集中・没頭出来ることを探して下さい。
遠回りに見えて、最短距離になります。