明日、7月7日は七夕です。
七夕は、旧暦で行う方が相応しい行事の、最たるものです。
何せ、新暦7月7日は、たいてい梅雨の最中です。
天の川を見て、織り姫と彦星のロマンスに思いを馳せることが、出来ません。
短冊に願いを書いて星に届けたくても、星が見えなければ、気持ちが乗りません。
このようなわけで、月遅れの8月7日に行う地方が多いですね。
これは子供達が夏休みだ、ということもあるでしょう。
さて、ところによりますが、神社では大きな七夕飾りを設置してあり、参拝者が短冊に願い事をすることができます。
これも、7月7日にするところと8月7日にするところに、分かれます。
神社によって違いますので、興味のある方はホームページなどで調べて下さい。
因みに旧暦の7月7日は、今年は8月25日です。
完全に梅雨が明けていますから、七夕を楽しむことが出来ます。
俗世の嫌な思いを離れて、ファンタジックな世界に浸ることは、リフレッシュに繋がります。
また、ファンタジーやメルヘンの世界に抵抗なく入っていける人は、神様の存在を心から信じることが出来るでしょう。
日本の神様は、信じていないから守護してやらない、なんてことは言いませんが。
信じてくれる人には、それなりに依怙贔屓がありますよ、きっと。
古事記を見れば、どの神様も素直で個性的な方ばかりですから。