神仏に感謝、守護霊に感謝、御先祖様に感謝する時、心がこもりますか。
神仏も、守護霊も、御先祖も、見えないし、聞こえないし、触れません。
何かを与えてくださったのか、守ってくださったのか、実際には分かりません。
よほどの奇跡を体験しない限り、心からの感謝はできないでしょう。
感謝の祈りが大切だ、運が良くなりたければ感謝の祈りを捧げること、と言われて、上辺だけの感謝の祈りをしていませんか。
そうであっても、仕方のないことです。
見えないし、聞こえませんから。
でも、実体のある相手なら、感謝できます。
他人に助けられたら、感謝するでしょう。
では、自分自身に感謝していますか。
今の自分があるのは、家族をはじめ様々な人の助けがあったからでもありますが。
自分自身が、頑張ってきたからにほかなりません。
過去を振り返れば、たくさんの苦しいこと、辛いこと、困難を乗り越えてきたことが分かるでしょう。
その、どれかの時に人生を放棄していたら、今、存在していません。
学び、悟り、成長してきたあなたは、素晴らしい。
頑張り抜いてきた自分を、褒め称えてください。
そして、大いに感謝しましょう。
自分自身のおかげで、今の自分があるわけです。
以前にも紹介しましたが、「意識は空間に存在し、脳は受信機にすぎない」、という説があります。
それでいくと、思考、感情、身体は、パートナーです。
思考、感情、身体は意識とは別の存在だと考えれば、感謝しやすいのではないでしょうか。
あなたは、思考、感情、身体が調和して、頑張ってきた結果、今のところに到達したのです。
多くのものを手に入れられたでしょう。
多くの体験ができたでしょう。
色々あっても、面白い人生だったと思えませんか。
人生100年時代と言われています。
これから先、まだまだ、人生は続きます。
更に多くの体験をし、学び、成長することができます。
思考、感情、身体、ひっくるめて「自分」 です。
自分自身に、感謝しましょう。