行動には、失敗が付きものです。
自分が痛い目に遭うだけでなく、他人を痛い目に遭わせてしまうこともあります。
その時は、心ならずして、劫を積んでしまいます。
良かれと思ってしたことで、相手に辛い思いをさせてしまったのなら、まだマシです。
怒りの感情を爆発させて相手を傷つけたら、大きな後悔が残ります。
このような時に、神道では「宣り直し」 します。
神様や守護霊様に対して、反省し、今後、このようなことをしないよう誓います。
それが、宣り直しです。
古事記の「国生み」 の段で、イザナギノミコトとイザナミノミコトが初めて国を生む時に、失敗しました。
失敗にめげずにやり直したので、日本が誕生しました。
これが、宣り直しの最初です。
人生は、失敗してもやり直せます。
失敗して命をなくさない限り、やり直せます。
何度でも、命がある限り、やり直せます。
何度か紹介したことがありますが、バブル期に100億円の借金をした小島宣隆さんは、銀行と交渉して8333年の長期返済計画を、勝ち取りました。
毎月10000円ずつ返済する計画です。
100億円もの負債を抱えても、彼は自殺しませんでした。
なのに、十万単位、百万単位程度の借金で自殺する人が、沢山います。
持っているものが何もなくても、寿命があるうちは、やり直すことが出来ます。
神様や守護霊に宣り直せば、力を貸して下さいますよ。
過去の失敗で、心に引っ掛かっていることがあったら、早速、宣り直して、すっきりして下さい。