六波羅蜜 ( 六度万行 ) の修行は、彼岸の間だけのものではありません。
これは、命が尽きる瞬間まで続けるべきものです。
年に2回の彼岸は、それを確認するためにあると、考えましょう。
六つ目の智慧以外は、日々、心に留めておいてください。
修行を継続するために必要な忍耐力は、体力をつければ養成できます。
忍耐は、荒魂が司っています。
荒魂は、身体でいうと筋肉が担当していますから、筋肉を鍛えましょう。
心が若い方なら、「今日は昨日の限界を超える」気持ちで、鍛えてください。
若木竹丸氏は、「肉体の限界は、想念の遥か上にある。もうダメだと思った時から、本当の練習が始まる。」と、いっています。
身体が壊れない様に、限界の遥か手前で、脳がブレーキを掛けているわけです。
ですから、身体を壊すところまで到達するのは、一人では、ほぼ、不可能です。
安心して、鍛えまくってください。
こうして荒魂を鍛えれば、忍耐力が付くだけでなく、自信がつき、自己肯定感も上がります。
心に余裕ができます。
健康になり、行動的になり、チャンスが広がります。
筋肉、すなわち荒魂を磨けば、良いことばかりです。
さあ、今から鍛えましょう。