メンターに巡り会えない人は、読書が頼りです。
私は年間、最低100冊は読みましょうと、何度も書いてきました。
100冊くらい読まないと、良書には出会えません。
私の場合、本選びの基準は、本屋さんでなら、ピンときたものです。
ネットで注文する場合は、成功した人が読んできた本です。
ビジネス雑誌などでは、時々、おすすめ本の特集が組まれます。
そこで紹介していた本を、片っ端から読んでいます。
ビジネス書、小説、古典、自己啓発書、宗教書などジャンルを問わず、大量に読書します。
暗記しようとはしません。
脳は、一度見たことは記憶しているそうです。
思い出せなくても、読んだ本の内容は、思考の土台として蓄積されていきます。
あなたも速読を身につけて、多種多様な本を大量に読んでください。
さて、ある人が、「100冊読むより、1冊を100回読んだ方がいい」と言っていました。
何かスキルを得るためなら、「これだ」という本を繰り返し読むのがいいでしょう。
読んで実践し、また読んで修正して実践しを繰り返して、スキルを身につけるのが常套でしょう。
読み返すたびに、新しい発見があります。
ただ、数回繰り返すと、飽きてきます。
とても100回は、続きません。
本で学べる程度のことは、10回も読めばマスターできるでしょうね。
ノウハウを学ぶための本以外で、私は、古事記や論語などの古典を繰り返し読みます。
古典は、時の試練を超えて残ってきたものですから、中身が濃く、読むたびに気づきがあります。
前回読んだ時よりも自らが成長していますから、同じ箇所でも、受け取る意味合いが変化しているのです。
古典は、繰り返し読むことをお勧めします。