周囲を見渡せば、自分のレベルが分かります。
経済力で例えると、資産100億円の人が、年収300万円の人たちに囲まれて暮らすことなど、あり得ません。
年俸300万円でメイドを雇うことはあっても、300万円クラスの人と交流することはありません。
「親しい友人5人の平均年収が、自分の年収」と、よく言われます。
「類は友を呼ぶ」わけですから、周囲の人のレベルは、自分のレベルなのです。
経済力だけでなく、その他諸々の要素についても、言えるでしょう。
この記事を読まれているあなたは、現状に満足していないはずです。
もっと幸せになりたい、もっと裕福になりたい、もっと立派になりたいなど、向上心で満ち溢れているはずです。
周囲を見渡して、愕然としていることでしょう。
さあ、突き抜けていきましょう。
そのために、常識を捨ててください。
例えば、速読を習得するときに、「発音の壁」が立ちはだかります。
黙読しても、「頭の中で発音しないと理解できない」、という信じ込みがあります。
「理解するには一文字ずつ発音しなければならない」という常識を捨てることができれば、速読を習得できます。
と、文章にすれば簡単なことですが、何十年も続けてきた常識を捨てるのは、容易ではありません。
食事や睡眠に関しても、常識を疑ってかかるといいでしょう。
成功するまでという期間限定で、不規則な食事になったり、睡眠を削ったりは仕方がないでしょう。
1日3食バランスの良い食事や、毎日7時間以上の睡眠は、まあ、常識でしょう。
お腹いっぱい食べて、満足するまで寝て、それで「突き抜けよう」なんていうのは虫が良すぎます。
突き抜けて現状を変えたいのなら、目標だけ見て、突っ走ってください。
徹底的に、極端なことをしてください。
非常識にならないと、何も変わりません。
今までの習慣を変え、非常識を続けるのは、とても苦しいものです。
耐え忍び続ける覚悟が必要です。