人は、「無い」ことに目を向けがちです。
そして、他人が持っているのに自分は持っていないとき、不満が強くなります。
誰も持っていなかったら、それほど欲しいとは思いません。
例えば、誰も火星を持っていませんから、あなたも火星が欲しいとは思わないでしょう。
アンドロメダ銀河を持っている人はいませんから、あなたもきっと、それが欲しいとは思わないでしょう。
でも、身近な人に素敵な恋人や配偶者がいたら、欲しいと思うでしょう。
身近な人が高級外車を乗り回していたら、自分も欲しい。
身近な人が賞をもらって皆んなに褒められていたら、うらやましいでしょう。
身近な人と比べて、自分に無いものは、特に欲しくなります。
それで、欲しい、欲しいと願っていると、「欲しい」が潜在意識に入り、欲しい状態が続きます。
梯谷幸司さん風に言うと、脳が「欲しい、欲しいと言い続けたいのですね。了解しました」と、欲しがる状況を作り出し続けます。
こんな状態が続いて、楽しいわけがありません。
潜在意識の力や脳の働きを利用して、欲しいものを手に入れましょう。
方法は、簡単です。
「有る」ものに着目して、「有る」ことに感謝するだけです。
何も無いなんて人は、いません。
命があるでしょう。
あなたが今朝、目覚めた時、命のあることを感謝しましたか。
寝ている間にあの世に帰ってしまう人も、いるのです。
空気もあるし、水も飲めるし、ご飯も食べられます。
心臓が動いているし、肝臓も、腎臓も、膵臓も、働いてくれています。
普段、当たり前のこととして見過ごしているだけで、私たちは沢山のものを持っています。
そこに意識を向けて、「有る」ことに感謝してください。
すると潜在意識は、「有る」状態を引き寄せます。
脳は、「有る、有ると感謝し続けたいのですね。了解しました」と、感謝することばかり作り出してくれます。
これは再現できますから、科学です。
欲しいものを、この方法を駆使して手に入れてください。