日本人にとって日本の神様は、先祖の先祖の大先祖様です。
反対に、神様にとって我々は、孫の孫の孫の・・・孫、みたいなものです。
あなたの子や孫、あるいはひ孫が、まだ幼児だとしましょう。
幼いその子が、遠慮ばかりしていたら、どうでしょう。
その子は、自分のことはきちんとでき、聞き分けが良く、我が儘なんて言わなかったら。
そして、全然頼ってくれなかったら。
寂しく思わないでしょうか。
きっと、寂しいはずです。
ある程度の年齢になると、貰うよりあげる方が嬉しく感じるようになりますよね。
神様は、私たちに「あげたい」と、思っているはずです。
だから、遠慮してちゃダメなのです。
神社参拝の時も、家で祈る時も、心の内を全て吐き出しましょう。
そうして、あなたの願いが良いか悪いかは、神様にお任せしましょう。
良い願いなら叶う方へ導かれますし、良くない願いなら、そのことを分からせてくださいます。
全然願いが叶わない方は、願い事の数も回数も、少ないのではないでしょうか。
大きなものから小さなものまで、願っていることを全て、紙に書き出してみてください。
道徳に反していると感じるものも、書くのが憚られるくらい恥ずかしいものも、とても人には言えないものも、全部です。
書き出して、願い事を確認するのです。
そして、全ての願いを祈ってください。
どんな願い事でも、「かんながらたまちはえませ」で締めくくれば、大丈夫です。
神様に、自分を曝け出してみましょう。