願望があるのに叶わないのは、潜在意識が拒否しているからかもしれません。
顕在意識で望んでいても、潜在意識では望んでいないのです。
例えば、もっと多くのお金を望んでいるのに、一向に手に入る気配がない時、潜在意識は今の収入で十分だと思っています。
ならば、顕在意識もそれに合わせてしまえば楽なのですが、それもまた、難しいですね。
欲を捨てるのは、出家するなりして師匠の元で修行しないと、まず、無理です。
俗世間で生きている限り、自分より恵まれている人が目に入りますから。
そこで、潜在意識にアプローチするのです。
頑固な潜在意識を変えるためには、何度も、繰り返してアプローチしなければなりません。
その方法の一つが、インカンテーションです。
これは、望みを、繰り返し大声で叫びます。
全身を動かしながら、潜在意識に叩き込むイメージです。
大声とアクションで理性を吹き飛ばして、潜在意識に望みを入れるのです。
もう一つが、瞑想や新月・満月の祈りです。
眠りに落ちる直前や、起床直後のうとうとしている時、潜在意識がむき出しになっています。
そこで瞑想して、願望が実現しているイメージを潜在意識に引き渡します。
瞑想の途中で寝てしまっても構いません。
眠気に抵抗すると、潜在意識が閉じてしまいます。
雑念が上がってきても、そのまま流します。
ただひたすら、願望が実現した世界に入り込んでください。
日中にする方が良い方は、それでも構いません。
インカンテーションも瞑想も、一回では上手くいきません。
金槌で釘を打つときには、一撃ではなく、コツコツ打ち込むでしょう。
同様に、潜在意識へのアプローチも、コツコツいきましょう。