漫画、アニメ、そして小説の分野で、異世界ブームだそうです。
アニメの原作となるような異世界小説の分野では、出版社による作家や作品の争奪戦になってるとのことです。
NHKが特集番組を放送するくらいです。
ちなみに、NHKによるアンケート調査では、
1位、「転生したらスライムだった件」
2位、「無職転生」
3位、「盾の勇者の成り上がり」
でした。
アマゾンのプライムビデオでも観ることができます。
三つとも、とても面白い作品です。
作家の石田衣良さんは、コロナの自粛中に異世界ものにハマり、自分でも作品を創作して出版社に持ち込んだそうです。
一流の作家が持ち込みをするくらい、今は、異世界ブームです。
異世界ものでは、主人公が現代から異世界に行くのですが、いくつかパターンが決まっています。
この世で死んで、この世界の記憶を持ったまま異世界に生まれ変わる。
突然、異世界の魔術師によって召喚される。
オンラインゲームのバーチャル空間に取り残される。
また、この世界と異世界を、自由に行き来するものもあります。
そして、大抵の場合、異世界は中世ヨーロッパの雰囲気です。
奇抜なアイデアよりも、お約束的物語が好まれているようです。
さて、流行っているものから、何を読み解くかが大切です。
訳もなく、流行りません。
異世界ブームは、他のものと違って、長く続いています。
これからの世の中の流れを暗示しているのかもしれません。
変化の激しい時代を生き抜くヒントが、あるかもしれません。
異世界ものを楽しみつつ、何かを掴んでください。