北方謙三さんの初期の作品に、「第二誕生日」という自伝があります。
作家として一本立ちした日を「第二の誕生日」としたものだったと、記憶しています。
随分前に読んだので、記憶は定かではありませんが。
さて、現状に不満がある方や、変わりたいと強く願っている方は、節目の日を設定して、思い切った行動に出ると良いでしょう。
実際の誕生日でもいいし、元日でもいいし、その月の1日でも構いません。
私のように、毎月「月誕生日」を祝っている方は、その日を節目にしてもいいでしょう。
「思い立ったが吉日」と言いますから、やるぞと決めたその日でも構いません。
人は、決めて5秒以内に動き始めないと、やらない方法を考え始め、結局、何もできません。
ですから、思い立ったら行動し始めて、振り返るとその日が節目だったなと感慨に耽るのが、最適かもしれません。
スピリチュアルの世界では、風の時代になったと言われています。
以前の「土の時代」は、自分の基礎を固めて、努力して成功していくのが当たり前でした。
時代の変化はグラデーションです。
徐々に、風の時代が濃くなっていきます。
だんだん、精進努力するよりも、人の気持ちに寄り添う様な人が、社会的に成功していく時代になっていくはずです。
変化に適応するものが、生き残れるのです。
私たちは、積極的に変化を受け入れて自ら変化していかないと、生き残れなくなってしまいます。
変化の初日、それが「第二誕生日」です。
あなたは、いつ、生まれ直しますか。