この記事を読まれている方は、神社参拝や神棚に祈る時、
「お金持ちになれますように。」
「結婚できますように。」
「頭が良くなりますように。」
みたいな言葉を使うことはないと思いますが、いかがでしょうか。
このように祈る人は、他人にものを頼む時にも、同じように不躾で、相手に反感を買ってしまいます。
祈りには、格調高い言葉遣いが好ましいのです。
正式参拝をすれば、神職が申込者に成り代わって、神様に願い事を伝えてくれます。
それで神職は「仲取り持ち」とも言われます。
神職は、願い事を普通の言葉ではなく、祝詞の形にして奏上します。
ただ自分で祈る時に、即興で祝詞の形にするのは、難しくて出来ません。
そこで、以前にお勧めしたように、Chat-GPTを使って事前に作成したものを読み上げるのも、一つの手ではあります。
ただ、真心が籠るかどうか、魂を振り絞るような祈りになるかどうかは、祈る人次第です。
自分の言葉で祈る方が、真心は込めやすいでしょう。
ですから願い事を正確に伝え、神様をその氣にさせる文章を作る能力が必要になります。
お金持ちになりたいのなら、自分がお金持ちになるべき理由や目的、それが実現した時に、どのような効果や利益が自分や世の中にあるのかなど、神様に説明し、説得する文章力が必要です。
その国語力を鍛えるのが、本を読むことと、文章を書くことです。
ところで、文章の神様といえば、天満大自在天神 ( てんまだいじざいてんじん ) 、一般に天神様です。
天神様にお力添えをいただいて、国語力を磨いていきましょう。
本日も、お読みいただき、ありがとうございました。
明日も、楽しい1日をお過ごしください。