参道を歩いて行くと、手水舎があります。
そこで、手と口を清めます。
正しいやり方が、YouTubeなどで紹介されていますから、学んで下さい。
作法通りに美しくすると、気分が上がります。
神前に進み、お賽銭を上げます。
賽銭は、日頃の御守護に対する感謝の気持ちを表すものです。
願い事を叶えてもらうための、対価代償ではありません。
「5円は御縁がある」 とか、「10円は、遠 ( とお ) 縁」 だとか、拘る人は拘ります。
11 ( 統一 ) 円とか、33円とかもありますね。
小銭入れに手を入れて、掴み取ったお金をそのまま、という人もいました。
大切なのは、数字よりも、真心が籠もるかどうかです。
初詣では1万円札を入れる人もいますが、1万円出すならば正式 ( 昇殿 ) 参拝をしましょう。
次に、鈴があれば、鳴らします。
鈴の音による清めであり、神様への合図でもあります。
そして、二礼二拍手一礼。
これは、古来の作法ではありませんので、必ずしも、この通りにする必要はありません。
ただ、正式な作法と考える人が多いようですから、あえて違うやり方をしなくても良いでしょう。
また、出雲系の神社では、二礼四拍手一礼です。
祈る場所は、真正面を外した方が良いようです。
賽銭箱の近くは人の念が強いので、少し離れた場所で祈りましょうと言う人もいます。
境内であれば、どこで祈っても通じるでしょう。
祈るときは、最初に天津祝詞を唱えます。
周囲に迷惑が掛からないよう、小声で呟きましょう。
言霊の力で自らを祓い清め、また、神様に対する集中力を高める効果があります。
天津祝詞は、是非、覚えて下さい。
般若心経より短いし、何より、日本語ですから、覚えられますよ。