この世の生を全うして、あの世に帰る時、閻魔大王に裁かれます。
一般に、閻魔大王が死者を裁くと思われていますが、仏典では13の仏様が裁くと記されています。
初七日から、七日ごとに裁かれるのです。
閻魔大王は五番目です。
私たちは、日々、誠実でいることに努めていても、罪を犯すことはあります。
人形 ( ひとがた ) を書いている方は、ある程度は赦されるでしょう。
しかし、無罪放免というわけにはいきません。
死ねば、七日目から裁かれます。
そこで、今のうちから、裁きの仏様と親しくなっておくと良いかもしれません。
元人間ですから、人の氣持ちが分かるはずです。
安心して、お近づきになりましょう。
そのために、真言を覚えてください。
閻魔大王の真言は、「のうまく さまんだ ぼだなん えんまや そわか」
現世利益を授けてくださるかどうかは、分かりませんが。
お地蔵さんだと思えば、そんなに怖くはないでしょう。
また、「地獄の沙汰も金次第」と言いますから、罪を犯しすぎていると自覚されている方は、徳をたっぷり積みましょう。
徳が、あの世でお金に変わるように。
因みに私は、親戚の人が亡くなった時、棺桶にイミテーションの札束を入れてあげます。
一見して一万円札なのですが、「百万円札の札束風メモ帳」で、Amazonでも買うことができます。
裁きの場で使えると信じて。