「夏も近づく八十八夜 ♪ 」ということで、今日は八十八夜です。
立春から88日目の日です。
振り返って、どうですか。
立春から今年の干支「甲辰 ( きのえたつ ) 」の象意が、出てきました。
甲は十干の最初ですから、物事の始まりを意味します。
辰は震すなわち、ふるえる・揺れ動くなどの意味があります。
元日から大きな地震がありましたが、本格的に揺れるのは立春以降ですから、ご注意ください。
とはいえ日本に住んでいる限り、いつでも、どこでも、大きな地震に遭遇する可能性があります。
できる限りの備えをした上で覚悟を決めて、明るく元氣にいきましょう。
揺れ動くのは、地面だけではありません。
さて、八十八夜といえば茶摘み、茶摘みといえばお茶、お茶と言えば茶道ですね。
強引ですが。
先日、裏千家の家元、千玄室さんをテレビで観ました。
NHKアカデミアという番組で、哲学的なお話をされていました。
101歳で、姿勢良く、頭脳明晰、言語明瞭、全く衰えておられません。
日々の鍛錬・修行、節制、そしてお茶の健康作用のおかげなのでしょう。
深いお話が聞けて、本当によかったです。
ところで、裏千家では茶道を「ちゃどう」と読みます。
ちなみに表千家では、「ちゃどう」、「さどう」どちらでも良いようです。
それはともかくとして、作法の一つも身につけておきたいものですね。