これまで、理想が実現しているところをイメージしてくださいと、何度も書いてきました。
ところが、イメージするのが難しいという方がいらっしゃるようです。
生まれつき盲目でない限り、誰でもイメージすることはできます。
できるというより、脳は、するなと言っても映像化してしまうのです。
試してみましょうか。
次に書く通りにしてください。
「ピンクのゾウを、イメージしないでください。」
しないでくださいと言われても、映像が浮かんできたのではありませんか。
ピンクのゾウなんて、現実には存在しません。
存在しないものを、頭の中で想像できたのです。
理想がイメージできないという方は、何が理想なのか分かっていないのでしょう。
辛い時期が長かったり、何をやっても上手くいかないことが続いていたりした方は、本当の望みを見失っています。
また、人を見返してやるため、他人に自慢するためなど、理想が他者基準になっているかも知れません。
そのような場合、ワクワクしないので、妄想に浸り切ることができないのです。
イメージが難しいという方は、望みを書き出してみましょう。
望んでいることを何個でも、書き出してください。
とりあえず、欲しいものを100個です。
それ以上あるなら、あるだけ全部、書き出してください。
その際、年齢、性別、家庭環境、経済事情、人間関係など考慮せず、ただ、望むものを書き出すのです。
「もの」は、物質だけでなく、状態もです。
文字にすれば具体性が増します。
本当に欲しいものかどうかは、手に入れたそれを取り上げられた時に、どう感じるかで判断します。
耐え難い苦痛を感じるかどうか。
それをイメージしてください。