困ったときだけじゃない神頼み

神社参拝だけでなく、スピリチュアルな分野も使って開運する方法を紹介しています。

今と未来

神道は「中今 ( なかいま ) 」の考えです。

 

無限の過去から無限の未来に至る時間の中で、今、この瞬間に集中しましょう、というほどの考え方です。

 

過去は変えられません。

 

また、未来は予想できません。

 

地震でさえ、起きて初めて地震が来たことがわかるのです。

 

僅か1秒前のことすら変えられませんし、たった1秒後のことも予想できません。

 

ですから、今、この瞬間に意識を集中しましょう、ということです。

 

荘子に「将 ( おく ) らず、迎えず、応じて、蔵 ( おさ ) めず。」とあります。

 

後悔も心配もしないで、臨機応変に対応して、心の中に留め置かない、ということです。

 

中今と同じような思想です。

 

自分がしでかしてしまったことや、やらなかったことの後悔は、自分を苦しめるだけです。

 

悲しい出来事を引きずるのも、同じです。

 

何事も100%の悪はありませんから、どんなに悲惨な出来事だったとしても、そこからプラスになった何かがあるはずです。

 

それを見つけ出して、過去を肯定しましょう。

 

過去の全てを「あれは、あれで良かったのだ。」と、言い聞かせ、受け入れ、納得してください。

 

未来については、私は、中今や荘子と異なる考えです。

 

未来は、創造できると考えています。

 

神仏や潜在意識、その他スピリチュアルな手段などを用いて、理想の未来を創ることができます。

 

未来の心配をしてはいけません。

 

心配は、不都合なことが起きるのを期待しているのと同じ作用があります。

 

明るい未来を創造しましょう。

 

神仏に祈る時も、潜在意識を利用するときも、何かを避ける祈りはNGです。

 

その避けたいものが、やってきます。

 

理想の未来をイメージして、創造していきましょう。