神様に祈願する時は、感謝から入るようにと、多くの人が言っています。
中には、「神社では感謝だけして、お願いをしてはいけない。」と言う人もいるくらいです。
なぜ、感謝なのでしょうか。
感謝しないと、神様の機嫌が悪くなって、願いを叶えてくれないからなのでしょうか。
もしかしたら、そのような狭量な神様もいるかもしれませんが。
私たち日本人にとって、神様は、先祖の先祖の大先祖です。
他国の神様のように、跪いたり、平伏したりして祈る対象ではありません。
神社では、立ったまま祈るでしょう。
神様からすれば、私たちは孫の孫の孫の・・・・孫みたいなものです。
あなたに小さなお子さんやお孫さんがいたとしたら、感謝されなくても、可愛がるでしょう。
神様だって、同じでしょう。
では、なぜ感謝の祈りが必要かというと、感謝は意識のレベルが高いからです。
より、神様に近いレベルと言えます。
欲望ギラギラで祈るのと、感謝で祈るのとでは、どちらが高いレベルか。
考えるまでもないでしょう。
常に感謝の意識でいると、神様など高次元からのメッセージが受け取りやすくなります。
思考の力をフル活用して進んでいくより、神様に導かれる方が、はるかに楽です。
歯を食いしばる日々より、ウキウキ楽しい毎日の方がいいに決まってます。
それが、感謝するだけで手に入るのですから、簡単です。
ただし、口先だけでなく、心から感謝してください。
目が見えること、耳が聞こえること、頭が正常であること、自分で呼吸ができることなど、自分にとって当たり前すぎて氣にも留めていなかったことが、いくつもあるでしょう。
目が見えない人にとって、見えることは当たり前ではありません。
耳が聞こえない人にとって、聞こえることは当たり前ではありません。
その他、当たり前だと思っていることは、実は、当たり前ではないのだ、奇跡なのだということです。
溢れるばかりの奇跡に囲まれていることに氣付いたら、感謝の塊になるでしょう。
どんどん感謝して、神様と近づき、幸せを享受してください。