神社参拝で、神様に感謝の祈りを捧げ、神様を称え、氣分よくなっていただいたところで、願い事に移りましょう。
初めは、広く大きく祈ります。
宇宙の平和とか、人類の幸せでも構いませんが、日本の神様ですから、日本のことから始めるといいでしょう。
イメージできるなら、銀河系の平和でも、宇宙の全生物の幸せでも構いません。
とはいえ、参拝している神社の神様の守備範囲が、望ましいです。
ただし、日本の平和、皇室の弥栄、日本国民の幸福は、外せません。
大きく祈ってから、自分の願望について、自分自身をプレゼンテーションします。
何のために、その願いが実現する必要があるのか。
それを実現させるために、自分はどの様な行動をするのか。
など、神様を説得してください。
そして、わざわざ出向いてきたのですから、願望は全て伝えてください。
新月の祈りの時と同じで、願望を一つに絞ると、執着心が出てきます。
執着心は、願望実現の足枷になりますから、弱ければ弱いほどいいのです。
ゼロにはできません。
また、祈る時は、思い切り念を込めてください。
眉間から、あるいは脳天からテレパシービームが出ている感じで、強烈に念じてください。
ふわっとした祈りは、届きません。
そうして、たくさん願い事をして、最後に「かむながらたまちはえませ」で締めくくります。
これは、結果は神様にお任せします、くらいの意味です。
この様な参拝は、とても時間がかかります。
昇殿参拝や正式参拝の時は、神主が祝詞を奏上している間、ずっと、この祈りを続けます。
そうでない場合は、神前で長く祈ることになりますから、一人で参拝されることをお勧めします。
普通の人の参拝は、1分もかかりません。
そういう人からすれば、「何か宗教でもやっているんじゃないか」といった感じでしょう。
自分も、待たせては申し訳ないみたいな氣持ちが湧いてきて、落ち着いて祈れません。
願望実現のための参拝は、分かっている人と行くか、一人で行きましょう。