お盆やお彼岸、命日以外は、先祖供養に熱心にならない方が良いようです。
この世にこの世の生活があるように、あの世にはあの世の生活があります。
「〇〇家の墓に入る」という言い方をよくしますが、亡くなった後、ずっとお墓の中にいるわけではありません。
自分がこの世の人生を終えた後、永遠に墓に籠っていることを、受け入れられますか。
この世の次は、あの世に行くんです。
あの世に帰る、と言った方がいいかもしれません。
レベルの高い御先祖様は、守護霊として我々を守り、導いてくださいますから、供養は要りません。
そうでない御先祖様は、あの世での修行があります。
毎日のように先祖供養して、こちらに引き留めるのは宜しくないでしょう。
かといって、全く氣にも留めないのも、宜しくありません。
御先祖様には、感謝です。
家代々の御先祖様の中には、家のためにつくし、家のために自らの命を差し出された方もいらっしゃるでしょう。
また、血脈の御先祖様は、その中の一人でもいなかったら、今の自分は存在していません。
いずれも、感謝するのが当たり前と言えます。
ということで、特別の日以外は、御先祖様には感謝だけして、供養や願い事は控えたほうがいいでしょう。
願い事は、神様や守護霊様にしましょう。