神社参りが初詣だけのように、お墓参りもお盆だけ、という方も多いでしょう。
実家暮らしで墓が近いなら、お盆以外に、春と秋の彼岸や先祖の命日などにもお参りできます。
また、「墓参り開運法」だということで、日参することもできます。
お墓参りの目的は、先祖供養です。
ところが、神社であろうが、お寺であろうが、お墓であろうが、所構わず願い事をする人がいます。
御先祖様は神様ではありませんから、みだりに願い事をしないほうが良いようです。
そもそも、供養が必要な先祖は、低レベルの霊界にいます。
高いレベルの御先祖様は、守護霊などになって子孫を守ったり導いたりしていますから、供養は要りません。
お墓参りをしなくても、その場で「守護霊様」と祈れば、話を聞いてくださいます。
供養が必要な先祖霊に願い事をしても、それを叶える力は無いでしょう。
でも、子孫に頼られると嬉しくて、取り憑きます。
あなたに取り憑いていれば美味しいものが食べられるので、あの世に帰りません。
低レベルの先祖に取り憑かれたあなたは、体が重く感じ、訳もなく悲しくなったり、怒りが込み上げてきたりします。
そんな時、何もないのにマイナスの感情に支配されるので、「おかしい」と思うはずです。
お墓参りでは、御先祖様に感謝することが、第一です。
それに付け加えるなら、ご先祖さまを安心させるような言葉です。
「おかげさまで私たちは、健康に、豊かに暮らせています。こちらのことはご心配なく、あの世の修行に励んでください。」
こんな感じでいいでしょう。