明日9月2日は、60日に一度巡ってくる「己巳 ( つちのとみ ) 」の日です。
弁財天様の縁日でもありますので、お近くにお祀りされている神社や寺があるなら、お参りください。
弁財天様は、インドの神様「サラスヴァティー」の化身です。
それで真言は「おん そらそばていえい そわか」となります。
「おん」は帰依する、すなわち「お願いします。」「あなたに頼ります。」といった意味です。
「そわか」は成就、願い事が叶うという意味です。
それで、この真言は「サラスヴァティー様、願い事を叶えてください。」ほどの意味になります。
古代のサンスクリッド語では、このままの発音ではありませんけれど、大丈夫です。
氣にしないでください。
さて、弁財天は弁才天とも書きます。
財運だけでなく、才能開花もお願いしてみましょう。
ここで注意していただきたいのは、金運ではなく財運だということです。
金運といえば、臨時収入だったり、ちょっとしたお金が入ってくるイメージです。
財運は、財という文字から、財産がイメージされます。
まとまった金額、資産です。
そこで弁財天様に祈願するときは、100万や200万円程度では物足りません。
財産をイメージできる額をお願いしましょう。
それが叶うかどうかは、あなたの徳分、使命や天命、使用目的、具体的イメージなどによります。
とにかく、願わないことには叶いませんから、願ってください。
この世の常識や、あなたを取り巻く諸条件を無視して、最大のものを願いましょう。
そして大切なのは、受け取る覚悟です。
願った額が入ってきて、それを使っている自分を明確にイメージしておきましょう。
豪邸に住み、金銀財宝に囲まれ、高級外車を乗り回し、贅沢三昧の日々といったことをイメージするのは構いません。
その時に幸福感に満たされているなら、叶うでしょう。
しかし罪悪感を覚えるなら、叶いません。
罪悪感があったら、それは本当の願いではないので、叶わないのです。